2014年5月、パイオニア子会社の東北パイオニアは、
Vリーグに所属する女子バレーボールチームを、
9月末で廃部すると発表した。
近年は低迷が続いていたとはいえ、
全盛期にはオリンピック選手が多数所属し、
リーグ制覇を果たした名門チームだ。
「グループ全体が業績回復に向けて構造改革に取り組んでいる最中で、
運営を続けることは難しい」とのこと。
親会社の都合で競技が続けられなくなることは、
企業スポーツの宿命ともいえるが、こうしたことがいつまで続くのだろうか。
所属選手は名目上社員であり、プロ選手ではない以上、
チームごと身売りするのは難しい。
全体移籍を認めてくれる会社が近くにあれば不可能ではないだろうが、
地域経済が疲弊した状況の中、そういった企業は皆無に近い。
何よりも4月に入社した新人選手にとっては、大きなショックだろう。
個々の努力にまかせず、企業が責任を持って、
選手達の進路をきちんと確保することを望みたい。
また、協会も全日本の強化には熱心だが、
それを支えるリーグの活性化に、もっと力を入れて欲しいものだ。
他競技ではあるが、親会社の経営悪化で廃部寸前だった、
女子バスケットのJALラビッツは、NSGグループに譲渡され、
『新潟アルビレックスBBラビッツ』 としてチームを存続させている。
こういった形をすべてのアマチュアスポーツに活かし、
選手が安心して競技が続けられることを願ってやまない。
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